EXHIBITIONS

Élodie Lesourd, Walking Through the Land of Falsity (courtesy K.Smolenski), 2016©Élodie Lesourd

メタル 

エリア
Area

銀座

ジャンル
Genre

ART

CRAFT

展示期間
DATES

2025.10.30(thu)〜2026.1.31(sat)

営業時間
OPERATING HOURS

11:00〜19:00(最終入場18:30)

会場
LOCATION

東京都中央区銀座5-4-1 8-9F 銀座メゾンエルメス ル・フォーラム

榎忠「ベロ耳 / End Tab」、高野山真言宗総本山金剛峯寺 奥殿、2015年 撮影:阪田隆治 ©Chu Enoki

メタル

2025年秋、エルメス財団は、書籍『Savoir & Faire 金属』を岩波書店より出版いたします。本書は、自然素材を巡る職人技術や手わざの再考、継承、拡張を試みるプログラム「スキル・アカデミー」の一環で、『木』(2021)、『土』(2023)に続く第3弾です。本書は、仏語版『Savoir & Faire le métal』(2018、アクト・スッド社とエルメス財団の共同編集)から選ばれたエッセイやインタビューの翻訳と、専門家などによるオリジナルテキストやインタビュー、ポートフォリオから編纂しました。

本書の刊行を記念し、銀座メゾンエルメス ル・フォーラムでは、金属の属性を考えるグループ展を開催します。金、銀、鉄、鉛、真鍮……。青銅器時代から現代まで、人類の文明と共に歩んできた金属は、原材料となる鉱物や加工技術の多様性や価値の両義性といった特有の性質を持っています。展覧会「メタル」では、金属という素材が含有する両義性―例えば魔術的思考と合理性について、あるいは金属から発せられた象徴性、闇と光や社会階層などが作り上げてきた定義―について、再考を促す試みです。音楽、映像、造形の側面から金属を読み解いてゆくのは3名のアーティストたち。メタル音楽を記号論的に解釈するエロディ・ルスール、日本古来の朱と水銀を媒介に内的宇宙と外的象徴を創造する映画監督の遠藤麻衣子、そして鉄球としての地球に人間活動を重ね合わせ、廃材を用いた作品を作る榎忠。金属が文化の中でどのような属性を作り出してきたのかということに様々な角度からアプローチする、多彩な魅力にあふれる機会となるでしょう。
遠藤麻衣子「識」、2025年©Maiko Endo
エリア
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銀座

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展示期間
DATES

2025.10.30(thu)〜2026.1.31(sat)

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11:00〜19:00(最終入場18:30)

会場
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東京都中央区銀座5-4-1 8-9F 銀座メゾンエルメス ル・フォーラム

BRAND / CREATOR

エルメス財団

エルメス財団は2008年に設立。
「私たちの身振りが、私たちをつくり、私たち自身の鏡となる」。
この理念は、エルメス財団のすべての活動の原動力になっています。これらは、一人一人の行動が、私たち全員の成長や幸福をもたらすという考え方でもあります。エルメス財団は、明日の世界を築くために、9つの独自のプログラムを通じて、芸術分野における新しい創造、技術やスキルの伝承、環境保護そして社会的連帯の促進に必要な条件を整えるべく支援を行っております。これらの活動は、共有の知識を育み、より大きな利益のための進歩を促し、現代社会の中心に人道的価値を確立するという、私たちの根本的な目的を反映しています。


https://www.hermes.com/jp/ja/content/maison-ginza/forum/archives/

VENUE

銀座エルメス ル・フォーラム

アーティストと共に創造する空間「ル・フォーラム」は、エルメス財団の運営するアート・ギャラリー。
*「ル・フォーラム」はエルメス財団主宰による活動です。 エルメス財団とは、2008年にパリで発足した非営利団体で、 エルメスを母体としながらも、独立した方針を掲げ、芸術や技術伝承、 環境問題、教育などに関わるプロジェクトの支援を行っております。

https://www.hermes.com/jp/ja/content/maison-ginza/
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